東京─トロントの12時間フライトをどう過ごす?
太平洋越えは長い!とにかく寝まくってしまうという方法もあるが、それをやるとフライト時間によっては到着後の時差ボケで一日がつぶれてしまうことも。
ちなみに管理人がキューバ旅行した際のフライトは月曜日の18:50に羽田空港を出発し、17時間35分後にハバナ空港に到着する便だが、実際の到着時間は14時間の時差により同じ日の22:25だ。
<日本側である程度時差ボケを吸収しておく>
日本─キューバ間の時差は14時間。そしてエアカナダを使った場合フライト時間は15時間35分で乗り継ぎ時間が2時間の計17時間35分。昼夜逆転する12時間前後の時差というのは一番つらかったりするため、なるべく日本で調整をしておこうとこんな計画を立てた。
出発日の前の日は朝まで徹夜し、その後朝6時から午後2時まで睡眠(アパホテルの24時間滞在プランのチェックアウト最終が2時だった)。そして飛行機の中では一切眠らず、ハバナ空港に降り立ち、宿泊施設についた24時以降に眠るというもの。
実際には飛行機の中で睡魔に負けて数時間寝てしまったものの、ハバナに着いた時には眠くて仕方ない状態だったため、一泊目の宿では布団に入った途端に熟睡。そして朝もすっきり起きることができ、到着翌日から頭もすっきり一日フルスイングで活動することができた。
<問題は12時間の過ごし方>
そうなるとやはり問題は太平洋越えのフライトでの過ごし方だ。エアカナダは各席にモニターが付いており映画やゲームも可能。映画の種類も非常に多いので、洋画好きという方であれば最大4~5本くらいぶっつづけで見るのもいいだろう。ゲームもはまれば結構時間を使える。
私は特に気になっている映画がなければ見ないでおこうと決めていたので、パソコン作業できるようにフル充電で搭乗し、かつ羽田空港で二冊の文庫本を買った。パソコンバッテリーは6~8時間で切れることが予想されたためだ。
買ったのは、キューバの漁村を舞台にしたヘミングウェイの小説「老人と海」そしてキューバ旅行紀「キューバでアミーゴ! (たかの てるこ著)」。でもこの二冊はわざわざ買う必要なかった。
なんと・・・
各シートの前に設置されたディスプレイの右側に電源があったからだ!
左側にはUSBケーブル口。
日本と同じタイプの差込口だ。
これがあれば、パソコンやDVDプレーヤーを電源につなぎ12時間たっぷりパソコン作業したり映画を見たりできる。
また多くの乗客がUSBケーブルを使って各自のスマホを充電していた。
残念ながら管理人の席は電源が壊れており、「よかったらこっちお使いください」と言ってくれた親切な隣のカナダ人の席のも通電していなかったが、機内乗務員が使っていなかった後ろの席の電源を使えるようにしてくれた。
機体によっては電源がない場合もあるかもしれないので、心配な方は事前に確認してみるといいだろう。
同行者がいるなら、何種類ものゲームができるマグネット式のミニボードゲームやトランプを持参するのもいいが、夕方以降出発の便だと寝る人が多いため機内は割と早めに暗くなってしまい、手元照明を使わないといけなくなる。2人で行く場合には、1列3人席ではなく2人席などを選んでおくと隣の人に気兼ねせずに済むかもしれない。