キューバ行き航空チケット
キューバへの日本からの直行便はなく(2015年4月時点)、米国との間にも航空路線はないため、日本からキューバへ旅行するには「カナダ経由」もしくは「メキシコ経由」が一般的だ。
例えば今(2015年4月16日)、東京から6月に約10日間の日程でキューバ旅行を計画しているとする。どんなフライトがいくらくらいであるだろうか。
エア・カナダで探す
カナダ人にとってキューバは片道3時間ちょっとの常夏リゾート。冬になるたび家族で訪れるという人もいるほど人気のバカンス先だ。そんなこともありカナダからキューバへの便は多く、日本から渡航する場合もカナダを経由すると適度な乗り継ぎ時間の便がとりやすい。
エア・カナダ公式サイトで時間や価格を調べてみよう。
もし日程が多少融通きくなら「旅程よりも運賃を優先(前後3日)」にチェックを入れるのを忘れないように。
するとこんな表がでてくる。
表左端一列目が日本出発日(往路/行き)、表上部一行目がキューバ出発日(復路/帰り)だ。往路と復路をどう組み合わせると一番安いチケットが帰るかが一目瞭然となっている。
この時期だと、日本出発日は6月16日(火)が全体的に安く、キューバ出発日は6月19日(金)と25日(木)で往復11万円台のチケットがある。
往復料金が一番安いのは6月16日(金)~6月25日(木)の往復107,000円だ。そこをクリックしてみよう。
便利なことにこの場で燃油サーチャージや諸税・手数料を加算した金額も確認できる。
基本運賃(往復):107,000円
燃油サーチャージ:21,000円
諸税、手数料など:6,500円
合計:134,500円
それではフライトスケジュールはどんな感じだろうか。
6月16日(金)~6月25日(木)で見てみよう。
■往路(東京→ハバナ)6月16日(金)所要時間17時間30分(乗継一回)AC 002便 東京羽田発17:00 → トロント着15:50(乗継時間2時間10分)
AC1748便 トロント発18:00 → ハバナ着 21:30■復路(ハバナ→東京)6月25日(木)所要時間18時間50分(乗継一回)
AC1749便 ハバナ発8:00 → トロント着11:30
AC 001便 トロント発14:00 → 東京羽田着(翌日)15:50
キューバとカナダの間には時差はなく、日本とキューバの間には13時間の時差がある(サマータイム)。そのため行きは日本で6月16日17:00発のフライトに乗ると、同日21:30にハバナに到着する。帰りは6月25日8:00にハバナをでると翌日6月26日15:50に羽田空港に帰着する。
夜遅くにハバナに到着することになるが、心配であれば一泊目のホテルやカーサ・パルティクラルに送迎を頼んでおけばいいだろう。また最終日も、市内から空港まではタクシーで30分程なので、前日のうちに宿の人にタクシー手配をお願いしておけば特に問題はない。
乗継のトロント空港はとても快適で、待ち時間も苦にならないはずだ。
料金とスケジュールだけ確認できれば、実際の予約はどこで行ってもいい。エア・カナダの公式サイトで直接予約してもいいし、別の海外航空券予約サイトを使っても料金は基本的にほぼ同じはずだ。楽天トラベルなら1%分の楽天スーパーポイントが貯まる。
他の航空会社で探す
エア・カナダ以外の航空会社利用については、旅行会社などのサイトで一括検索をしてしまったほうが早いだろう。
例えばH.I.S.で東京発6月16日~6月25日往復を指定して検索するとこんな結果が表示される(クリックで画面全体)。
最安値はエア・カナダの135,040円(H.I.S.の取扱手数料540円が加算された金額)で、他に往路エールフランス+復路KLMオランダ航空のパリ経由や、シンガポール航空+アエロメヒコ航空などもあるが、やはり時間的にも料金的にもエア・カナダがよさそうだ。
キューバだけでなく、周辺の国も周遊するプランなら、中南米を専門としている旅行会社などに電話で問い合わせをしてみると早いだろう。