前に中国を訪れた際、うっかり電源プラグの変換アダプタを忘れて困ったことがある。
それで昨年秋のシルクロード旅行では、ビザ取得より先にアプタを購入。・・・というか、実は直前までビザ取得を忘れていて、航空チケットを取り直す羽目になったんだけどね。
それがこれ。
東急ハンズで2,499円だった。
国によって形状が違う電源プラグ。
日本は「A」タイプで、北米や台湾・フィリピンなどと一緒だが、ヨーロッパはじめ海外の他の国はほとんどが別形状で、その国にあった変換アダプタが必要になる。
けっこう面倒だが、デジカメにビデオ、パソコン・・・と、家電製品を大量に持っていく自分などにとっては重要なアイテムだ。
で、今回は「ほぼ世界中の」電源プラグに対応するという「マルチ」な奴を買ってしまった!
というのも、中国は日本と違って、電源プラグの形状がいろいろ混在しているらしいためだ。
黒い半透明の本体にオレンジのパーツがいろいろついていて、なかなか格好いい。
分解すると、こんなふうに2つになる。
で、単に「2つセット」と言う単純なものではないのが、このアダプタのすごいところ。
なんか、合体変形ロボみたいに、いろいろ形を変えてくれるのだ。
まず、先が丸みを帯びたこっちのプラグは、両側にオレンジ色のボタンがついている。それを外から押し込むと・・・
2本の棒の距離が縮まるのだ。
これで、幅が異なる「B」「C」「SE」をクリア。
もう一個は、先端が「ハ」の字状になっている。
このままの状態で使えるものもあるし(「O」)、
もう一本シャッターがないとだめな場合には(「O2」)、オレンジのものを起こして使う。
こんな感じだ。
他にも、この2つをさまざまな向きに合体させて、
いろいろな形にして使うことができる。
詳細はパッケージの裏に書かれている。
これをデザインした人はすごい!と思う。
本当によく工夫されているので(まるでパズルみたいだ)
あまり必要性感じなかったが、こんな専用ケースまでついている。
で、中国ではこれが大活躍。
実際にはホテルの部屋には、何種類もの形状の電源があって、そのうちの1つは、そのままでも日本から持っていった電源をさすことができたんだけど、同時にデジカメとビデオ、パソコンを充電したいと思うと、いくつかの電源を同時利用しないといけない。
その時に、これを2つに分解して使った。
うっかり後半宿泊したホテルに1個置いてきてしまったが、次もまたこれを買っていきたい。
海外旅行によく行く人は、忘れないうちにこれひとつ買っておくと便利だと思う。
●地球の歩き方style「海外用電源プラグ変換アダプター」
↑東急ハンズには「ロードウォーリア」は1種類しかなかったが、ここだと色違いや形状違いがいくつもある