旅の基本は「軽量」「身軽」。
出発前は「これも念のため持っていったほうがいいのだろうか?」と悩むことが多いが、大抵、そうして直前にバッグに詰め込んだものは、結局一度も使わずに持ち帰ってくるものだ。
中国では、大抵のものは街中で日本より安い価格で手に入るし、大都市のデパートは日本の品揃えとほとんど変わらない。
無駄遣いはよくないが、「万が一必要だったら現地調達」と割り切ってしまうほうがいい。
旅行の荷造りのコツを集めてみた。
●地球の歩き方 地歩工房「荷づくりの裏ワザ」
●All About「収納」あっ入らない!をなくす旅の荷造りセオリー
●ArChina「持ち物チェックリスト」
変圧器/アダプター
中国 | 日本 | |
電圧 | 220V | 100V |
プラグ | C、Oタイプほか7種類混在 | Aタイプ |
日本と海外では、電圧や電源プラグの形状が異なるので、デジカメの充電器やシェーバー、パソコンなどを持っていく人は、その準備も必要になる。
まず電圧。
日本と中国では異なるが、持って行く製品によっては変圧器がなくても大丈夫。
↑これはノートパソコン(松下電器「Let's Note R3」)のアダプタで「AC100-240V」と書かれている。
↑こちらはデジカメ(ニコン「COOLPIX S10」)の充電器で「AC100-240V」とある。
発展途上国で電圧が一定していないと、パソコンなど危険な場合もあるようだが、中国だったら大丈夫かな、と(でもPCなど高額製品が万が一壊れてしまうと痛いので、心配な人は持っていったほうがいい)。
電源プラグは、とにかくいろんな形状が混在しているので、複数の形状に対応したマルチプラグがオススメ。
一箇所に、複数の形のプラグが並んでいるものが多く、変換アダプターなしで日本の電化製品(Aタイプ)が使える場所も多いが、そうでない場合も結構あるので。
鉄道・バス移動が多いなら携帯枕も便利
現地調達は無理だろう・・・ということで買っていったのが携帯枕。
これは、夜に鉄道で長距離移動する際、とても役立った。
寝台がとれれば問題ないのだが、そうでない場合には、まったくリクライニングもきかない硬座で寝ていかないといけない。洋服類を枕にしてもいいが、空気を入れて膨らませる携帯枕があると楽だ(ただ人によっては、この首に巻きつける枕が気になって眠れなくなるという人もいる)
メッシュ袋&ジップロック
デイパックひとつの場合でも、スーツケースやキャリーケースの場合でも、荷物を小分け整理しておくと、毎日ホテルでの荷物の出し入れは本当に楽だ。自分は、サイズの異なるメッシュの袋2つと、100円ショップで買ったクッションきいた袋1つに、洋服類、小物類、電化製品類など分けて入れていく。小分けにしたほうがいいんだけど、あまり小分けにしすぎないのもポイントかもしれない。
密閉できるジップロックのビニール袋も重宝する。
自分は、食品冷凍用などに売っているものを大・中サイズ何枚か持っていき、文房具や常備薬、ビデオテープなどを入れるのに使っている。ぴちっと封すれば、万が一バッグが雨で濡れたり、ペットボトル飲料などがこぼれても大丈夫だし、空気を入れた状態で密封すれば、クッション材にもなる。これも100円ショップで売っている。
旅行用品売り場には、少し大き目のものもあり、タオルや洋服などを圧縮して持って行く際に便利だ。
その他
自分がお気に入りの旅行用品について、いくつかレビューを書いてみたので、興味ある方はこちらをどうぞ。
・キャリーバッグ
・無印良品のポーチ
・携帯枕
・マルチプラグ