中国は、15日以内の滞在であればビザは不要。それ以上の場合は、事前に国内の大使館・領事館で取得しておかないといけない。
ちょっと面倒なのは、東京港区にある中国大使館領事部は、観光ビザの個人申請を受け付けていないこと。つまり旅行代理店やビザ取得代行サービスを行っている会社に依頼をしないといけない。
中国ビザ代行申請サービス
Googleで「中国 ビザ 申請」などと検索すると、たくさんでてくる。
自分が利用したのは、中国ホテル専門宿泊予約サイト「e-China(イーチャイナ)」運用会社、パシフィックリゾートのビザ代行申請サービス。
●代行申請料金
ビザ種類 | 普通申請(5日間) | 特急申請(4日間) |
一次入境(シングル)観光・業務ビザ | 6,000円 | 10,000円 |
多くのビザ代行申請サービスでは、窓口に出向く必要はなく郵送ですべての手続きが済む。
1.中国大使館のホームページから「中国査証申請書」をダウンロード&印刷して記入
2.申請書、パスポート、写真を郵送で送る
3.料金を振り込む
4.ビザ取得後、パスポートが自宅に郵送で届けられる
こんな感じ。
自分の場合は、出発まで時間がなかったので、事前に電話で問い合わせ、直接会社を訪れて持ち込んだ。
2007/10/15 15:00 窓口持込(申請書・パスポート・写真・料金)
2007/10/17 18:00 窓口受取
15時までに持ち込めば、翌々日の夕方18時過ぎに渡せるということだったが、恐らく他社でも、ビザ代行取得の最短コースはこんな感じだと思う。料金は、特急申請の1万円を現金で支払った。
ノービザで入国して現地でビザ取得は可能か?
なぜ、割増特急料金1万円まで払って慌ててビザ取得したのかというと、実は思い切りうっかりしていて、21日間の旅行なのに観光ビザを取得していないことに気づいたのが出発直前だったからだ。
「ノービザで入って、現地でビザ申請するか?」
とも考えたんだけど、地球の歩き方によると「原則としてノービザ入国者に対して、中国入国後にビザを発給することはない」が基本スタンスで、許可された人もいるようだが、リスクもありそう。
現地の公安局でビザ申請受付を断られたら、片道分の飛行機チケットを買って、途中で帰国しないといけない羽目になる。それはちょっと厳しい・・・ということで、ぎりぎり航空チケットの日付を変えることができたので、出発日を遅らせ、窓口持込の最短コースで観光ビザを取得した。
現地でのビザ申請については、「旅行人」の掲示板に情報が多数寄せられている。
やはりノービザだと取得不可というケースが多いようで、またビザを取得している人の延長も、場所によるが、数日かかるらしい。
# しかし特急料金って・・・。いい商売してるよなぁ。