プルゼニュの次に向かったのが、リトミシュルという小さな町。
移動距離は結構あり、チャーターした車で首都プラハも飛び越えて一気にチェコ東部に。
前回のチェコプレスツアーに参加した人によると「本当にかわいらしい街」とのことで期待も大!
屋根の高さもぴしっと揃えた建物群。
淡いピンクやグリーン、青とパステルカラーの壁、白い窓ぶち。
プラハとはまた違ったメルヘンでかわいらしい街並みです。
Googleマップのストリートビューでもこの街並みを楽しめるので、興味ある方はぜひ。
市の中心部にあるスメタナ広場に立つ作曲家スメタナの像。
ここで生まれ幼少期をリトミシュルで過ごしたそう。ちなみに生家はあとでレポートしますが、リトミシュル城の中のビール醸造所です。
川沿いにたつ巨大な集合住宅。
ガイドさんの説明を聞いたのにすっかり忘れてしまいましたが、ユダヤ人居住区がここにあったか、何か施設だったか。
リトミシュルが輩出した偉人はスメタナだけではありません。
もうひとり、1914年にこの地で生まれた天文学者のズデネク・コパル。
連星における質量移動についての研究を行う一方、ピク・デュ・ミディの天文台で月面の観測を指導し、アポロ計画に貢献した。
その業績をたたえ、生誕の地にその功績をたたえるプレートが設置され、「Binary star」と名付けられたモニュメントが作られました。
よく見るとその足元にも。
この立派すぎる建物。
てっきり市庁舎とか何かかと思ったら学校とのこと。びっくり!!!
ヨゼフ・ヴァーハルの版画で埋め尽くされた壁。
生前は世間の評価を受けることがなかった異色の芸術家だそうですが、そんな彼の才能を見出し、小説を出版したパセカの出版社の壁面です。
詳しい記事がありました。
今回は大勢でのツアーだったので、歩きながらさっくり見る程度でしたが、
作品はなかなかシュールなものも多く、ひとつひとつ見始めたらキリがなくなりそうです。
そして街中には遊び心もいっぱいのアート作品が点在。
何気なく置かれたベンチもこのとおり。
●The Town Litomysl: Recommended tour
リトミシュルは、メインストリート・リトミシュル城を中心に、歩いていける範囲に見どころがぎっしり詰まっています。思わず写真に撮りたくなる風景だらけの通りをただぶらぶら歩いているだけできっと楽しめるはず。