中国第三の都市広州は、北京・上海と比べユースホステルの数は少なく二軒だけ。そのうちのひとつ広州東山梓園青年旅舍は、地下鉄路線が2つ交差するターミナル駅「楊箕駅」から徒歩2分ほどで非常に便利な場所にある。屋上には開放的なカフェも。
宿泊体験レポート(2014年1月)
広州市内にはユースホステルが2カ所ある。
最初に泊まったのは、地下鉄路線が2つ交差するターミナル駅「楊箕駅」から徒歩2分ほどの「広州東山梓園青年旅舍」。
広州は、鉄道駅とバスターミナルが同じ場所にあり、そこからは地下鉄5号線で一本。さらに飲茶を食べるべく老舗集まる上下九路に行く場合も、1号線に乗って黄沙駅で降りればいい。
入り口がちょっとわかりにくいが、ガレージ上のところに白く三角形が書かれているのがユース入口案内。二階にフロントがある。
フロント。
特別フレンドリーな雰囲気だったりノリノリスタッフというわけではないけど、丁寧に対応してくれた。
ラウンジこんな感じ。
広州は旅行で来ている人ばかりではないらしく、社会人らしき宿泊者も結構いた。そんなわけで、旅行中の大学生中心のユースのような和気あいあい感は自分がいた時はなかった。
ここの特徴は屋上の広いカフェ。
階段をあがっていくと・・・
こんな開放的で広いカフェがある。
冬でちょっと寒かったのであまり人はいなかったが、それ以外の時期だったら夜遅くまでここでビールを飲んだりして気持ちよく過ごせるのだろう。
テーブル上には、遅い時間まで騒いでいたら警察を呼ぶ的な警告も貼られていた。
夜は厚地のビニールの垂れ幕をおろして風が入ってこないようにしていた。
ビアガーデン好きな私は、かなり冷え込んだにもかかわらず、夕方から夜にかけここでネットしながらビールごくごく。他にそんな人はいなかったが。
さらに奥はグリーンゾーン。
ここにもテーブルとイスが置かれている。やはりここは夏に泊まって冷たいビールを飲みたいところだ。
カフェと反対側は洗濯物干し場になっている。
洗濯機もある。
大都市のユースはどこもそうだが、ドミトリー部屋はかなり狭い。
かなりギリギリのスペースに二段ベッドが3台置かれていた。
嬉しいのはロッカー。
かなり大きめで鍵もしっかりかかるタイプで安心。
洗面所・シャワールーム・トイレはすべて別。
ただシャワールームはカーテンだけというのがちょっと落ち着かないかな。
ちなみにドミトリーは一泊67元(会員60元)。
大都市なのでちょっと高め。