マハシは、野菜の中にお米とひき肉を詰めてスープでじっくり煮込んだもの。
ズッキーニやナス、キャベツ、ぶどうの葉、ピーマン、トマトなどで作る(ズッキーニとナスは、中身をくりぬく)。
コシャリ同様、個人旅行者にとって、一人でも手軽に気楽に食べられるのがサンドイッチ。
こっちでは丸いパン(アエーシ)に挟んでくれる。
その中身として一般的なのが、ターメイヤ。
ソラマメを潰して揚げたものだ。
エジプト旅行、特に個人で訪れた場合には必ず一度は食べるだろうというのが「コシャリ」。
勝手に「エジプト版吉野家の牛丼」と呼んでいるが、エジプトの代表的なファーストフードだ。
エジプトの夏は非常に暑い!
とりわけ観光客の場合、ピラミッド周辺やルクソール西岸、最南端のアブ・シンベル神殿など、暑めのところを集中的に訪れることになる。
12時間のフライトが無事成田に到着したのは昼間の12時45分ころ。
曇天だったけど、直前まで猛暑のカイロだったので(日本みたいに「あら今日は涼しいわね」的な天候変化はあまりない)、とにかく涼しく感じた。
空港行のバス。
あちこち停車して空港に至る普通の路線バスもあるが、これは冷房がきいていて、停車も少ない2ポンド(約40円)のバス。
街の中心部タハリール広場横のバスターミナルから出発するのだが、特に「空港行」という看板があるわけでもないので、外国人旅行者には見つけにくい。
一か月はあっという間に過ぎ、最終日は、ちょっとした買い物と、あとはホテルで親しくさせてもらった人に帰国挨拶。
後半は計5日ほど「イスマイリア・ホテル」という日本人・韓国人バックパッカーの多いホテルに泊まっていたんだけど、ラウンジが手頃な広さなこともあり、日本人はじめ他の旅行者ともいろいろ話ができた。
アハマド一家。
おとといの夜は、アハマドのお姉さんジハーンの家に遊びに行っていたのだが、「アハマドの子供たちが『寝ている間にアティコが帰っちゃった』と大騒ぎだったって」と。
たった二晩なのに、子供たちとも仲良くなれた。
というか、エジプト人は大人も子供もすごく情が深い気がする。
旅行でお土産のこと考えていると疲れちゃうので、自分は最後の1日とかにまとめてどかっと買う方式にしている。
結構真剣に探したのは、アラビア語も勉強始めているという人用に欲しかったアラビア語Tシャツ。
表には「アナ・ムシュ・アイズ」(私は欲しくない!)と書かれている。