旅行でお土産のこと考えていると疲れちゃうので、自分は最後の1日とかにまとめてどかっと買う方式にしている。
結構真剣に探したのは、アラビア語も勉強始めているという人用に欲しかったアラビア語Tシャツ。
表には「アナ・ムシュ・アイズ」(私は欲しくない!)と書かれている。
背中には「金は欲しくない」「銀も欲しくない」と、いろいろ欲しくないものが書かれている。完全に「観光地用ジョークTシャツ」だ。
もひとつはこれ。
エジプト人が三人手を広げて「バクシーシ」(チップ)連呼。
背中にもちゃんと後姿。
なかなかキュートだ。
あとアラビア数字の腕時計も発見。
すぐ壊れると思うけど購入!
「WATER RESIST 50M」って、これは絶対嘘だよなあ。
しかし札を見てびっくり。
なんと「TOKYO JAPAN(日本)」とある。
その上には「Japan CBM Corp」という会社名も。
「これ日本製だってよ」
「心配するな。日本製って書いてあっても実際は中国製だ」
「あ、そうなんだ。なら安心・・・のはずないよ~!」
なんだかなあ。
「日本製とあるほうが売れるから」「(本物の)日本製はとても質がいい」とにこにこしながら説明してくれたけど、うーん、微妙だなあ~。そんな“偽装日本製”がたくさん中東にでまわっているのかと思うと。
スークを歩いていても、洋服から文房具、キッチン用品に家電製品まで、とにかく「中国製」だらけだ。昨夜訪れた知人も、「最近はなにもかもが中国製になっちゃって・・・」と、ややうんざり顔で語っていた(エジプト製よりはずっと質がいいと思うんだけど)
ホテルに帰ってくる少し前に、包丁も購入。
これはモロヘイヤスープを作る時に、モロヘイヤを細かくみじん切りにするのに使う。左右にゆらゆら揺らすのだ。
ところが近づいてみてびっくり。
こちらにも「JAPAN」の文字。
「日本製だってよ!」
ヌビア人だという感じのいいお店のおじさんに言うと、やはり同じ答えが返ってきた。
「ステンレスが日本製なだけで、実際には中国で作ったものだ。安心しろ」
うーむ。
まああまり気にしないでおこう。
そのうち、世界中のどこに旅行してお土産を買っても、すべて「隣国からのインポート品」になる日も近いだろう。
あと、これは数日前に郊外の巨大ショッピングセンター内の巨大スーパーを訪れて買ったもの。エジプトや中東諸国で飲まれている、レンズ豆のスープだ。3種類をいくつか購入。
これは香辛料のクミン。
市場で買えばキロいくらとかで激安に買えるんだけど、そんなにあっても仕方ないし、人にあげるにも不便なので。
(ついでにいうと、昔そういう形で香辛料かお茶か何かを買ったら、「きっと日本には存在していなかった」何か虫が押し入れから大量に発生してしまい、家の中が大変なことになった)
そしてハイビスカス茶。
これは5個も買っちゃったけど、かさばるし、つぶれないようにパッキングするのがちと大変で後悔。
無事持ち帰ろう。
≪ここから下は帰国後追加≫
最終日に購入した音楽CD。
友人からの頼まれ分1枚含め、3枚を購入した。
歌のタイトルが英語でも書かれているもののほうが、お土産には適している。
これは、郊外のモール「シティー・スターズ」内のスーパーマーケットで見つけた定規。
なぞるだけで、誰でも簡単にアラビア語が!って代物だ。
これはホテル下の店で購入したなつめやし(デーツ)。
種をくりぬいて代わりにアーモンドを入れているものは高級品。
ひと箱6ポンド(120円)だった。
そして、これが一番の高級品。
オーダーメイドで名前を入れたカルトューシュ。
最初の1週間目に注文したのが、サイズの大きなもの。68ポンド(約1,360円)した。その後、あと2個欲しくてずっと探していたんだけど、最初ほど安いところは見つからず、結局帰国前日に、タハリール広場近くの店で、一回り小さなサイズのものを1個70ポンド(約1,400円)で購入した。
つや消しのシルバーだ。
どちらも、なかなか作りがよく満足。
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