
プラハは、昼と夜で全く別の顔を見せてくれる古都です。
日中に石畳の道を歩き続け、きっと脚も疲れていると思いますが、ちょっと頑張って夜も出かけてみるべき。
あるいは90分チケットを購入し、トラムで回ってみてもいいでしょう。時間内なら乗り降り自由な上、ひっきりなしに走っていますので、車窓風景みて気になるところがあれば降りて歩いてみることができます。
私も到着初日の夜、ディナーの後の散策を兼ね、旧市街まで歩いて行きました。
赤みを帯びた街灯。
昼間はあまり気にしていませんでしたが、なかなかレトロなデザインです。
その灯や車のライトが、石畳の石ひとつひとつの丸みを浮かび上がらせてくれます。
建物だけでなく是非、石畳をメインにした写真撮ってみてください。
ややカメラを地面に近付けて撮ると(ローアングル)、幻想的な風景にもなります。
そして辿り着いた旧市街広場。
広場をぐるり囲む建物は、日中は淡いクリーム色やピンク色などパステルカラーの壁面でメルヘンチックでもありましたが、夜は全て同じオレンジ→茶色のグラデーションに染まります。
ゴシック様式のティーン教会がその背後にそびえたちます。
こちらもちょっとカメラ位置を低くするだけで、また違う印象の写真になります。
ディナーも終え、ビールもたっぷり飲み、
だけどカメラを抱えて再び旧市街広場へと集まってきた観光客たち。
そのシルエットがオレンジ色に染まる建物群の前に浮かび上がります。
なおチェコは非常に治安が良く、プラハも夜遅くまで多くの観光客がパブを飲み歩く街ですが、暗い通りもありますし、酔っ払った観光客も多発します。
夜の写真撮影では、つい注意がカメラにしか向かなくなることもあります。
貴重品はホテルの部屋に置いていく、カメラはネックストラップ等を使う、人が少ない路地は歩かないなど、十分に気をつけましょう。