ここが本当の「高野の切通し」でした。
もし過去に私の記事が原因で不正解の場所に行ってしまっていた方がいたらごめんなさい。
今年5月に鎌倉に移住してきた鈴木利典さん(@suzukidesu_com)から「わださんの記事の場所は高野の切通ではないです」と、詳細な地図と写真が送られてきました。
記事とはこれ。
鈴木さん、教えてくれてありがとう!
そんなわけで、早速正しい場所に行ってきました!
アプローチ口は二か所あり、うちひとつは私が前回間違えて歩いた大船高校裏の道なんですが、公道上に残る高野の素掘りトンネルからのほうが楽でしょう。
トンネル西側の開口部は、右側に熊野神社へあがる階段があるのですが・・・
反対の左側、フェンスと斜面の間の細い道に入っていきます。
ちょっと歩くと、右後方にあがる道がでてきます。
ここで見えましたよ!!!
切通しだ!
10月に入っているとは思えないほど強い日差しの日。
密に葉を茂らせた樹々の間から漏れる光がまだらに地面や切り立った崖面に落ちて、なんだか幻想的な風景になっています。
これは、一度突き当りまで行って戻ってきた時に撮影した写真なので進行方向が逆になっていますが、西側の下のほうに見えるのが熊野神社とその一帯。
切通しは、素掘りトンネルの真上をちょうど交差するように走っています。位置関係がちょっと不思議な感じ。切通しの真下に同じ向きでトンネルを通すというのは見たことあるんですが。
西側には竹林も。
崖面はそれほど高さありませんが、苔むし度がいいですね。
木の太い根っこも剥き出しに伸びていて、その生命力を見せつけてくれます。
いつ頃に作られた切通しなのでしょう。
鎌倉の図書館にいって関連本をあたろうと思っていたのに、それきりになってしまっています。
長窪もいいですが、やはり高野の切通しもいいですね。
距離はそれほどないので、写真撮りながらでも10分かからず通り抜けてしまいます。
これは崩れた後なのでしょうか。あるいはもともとこうなのでしょうか。
切れ込んでいる場所がありました。
あとトンネル状態になっているところも。
切通の後は、こんな細い道を進むと・・・
おや、見たことある風景が。
以前高野の切通しだと思って歩いた、大船高校裏手の道です。
前回はこの階段で同じ道を引き返したのですが、そうではなく左の細い道に入っていけば本当の高野の切通しに出会えていたんですね。
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