今回もっとも長く滞在したのは、「ペンション・ローマ」というホテル。
ヨーロッパ人観光客の多いホテルで、スタッフも非常に感じよく快適に過ごすことができた。
まず場所だが、最寄メトロ駅はアタバ駅。
そこからシッタ・ウ・アシュリーン・ヨリヨ(7月26日)通りを200mほど歩き、ムハンマド・ファリード通りとの交差点で左に曲がる。少しいったところに細い路地を左に曲がると看板が見える。
建物入口はこんな感じ。
ちょっと年代物の(エジプトはどこもそうだけど)エレベーターで四階まであがると、奥にレセプションがある。値段的にはエコノミーホテルなんだけど、他のようにシャビーでどこか荒んだ感じは全くなく、きれいに整えてあるあたりが人気の秘密か。
ここが自分が滞在したシングルルーム。
床も壁も板張りで、とてもきれいになっている。新しいのかもしれない。
ベッドやソファも清潔だ。
窓のカーテンだったり、床の敷物だったりも、エジプトのエコノミーホテルではあまりないセンスだ。
部屋番号は確か12で、
- レセプションから最も近い(安全)
- 部屋の中で無線LANによるネット接続ができる
というメリットがある。
後者は自分にとっては重要だ。
もちろんラウンジでもネット接続できるんだけど、夜は結構蚊がでるし。
トイレとシャワーは共同だが、部屋の中には小さな洗面台がある。
これでシングルは54.5ポンド(約1090円)。
ただエアコンはなく、天井のファンのみだ。
最初よくわからなかったのが、ドア手前についている、布がついた衝立のようなもの。
「ドア開け閉めのときに外から中があからさまに見えないようにかな?」
なんて思っていたら全然違った。
金具でドアと固定できるようになっていて、
こんな風にドアを半開き状態にして風を通すためのもの。
いやー、こまやかだ!
夜はもちろん閉めるが、自分の部屋はレセプションのすぐ横だったこともあり安全なので、日中はこの状態で風通しよくしていることが多かった。
シャワールーム&トイレの数が多いのもうれしい。
シャワールーム&トイレがセットになった場所は確か2か所。
トイレのみの場所がさらに2か所あった。
部屋数30ちょいとのことなので、これだけあれば十分だ。
そしてどちらも非常に広くきれいなのがうれしい。
部屋の中にシャワー&トイレついていても、狭くてあまり快適ではないというホテル、中級クラスでも多い。
それよりはむしろ、
きちんと手入れされている共同シャワー&トイレのほうがずっといい。
こっちがレストラン。
ホテル代に組み込まれている朝食の他、ランチや夕食もとることができる。
紅茶やドリンクはいつでも頼める。
ちょっと高めだが(紅茶3.5ポンド/約70円)、ラマダーン時期などはホテル内レストランがありがたい存在だ。
隣接してラウンジ。
小さな額などが飾ってあり、とても落ち着いた雰囲気だ。
夜は宿泊者やスタッフがここで一緒にテレビを見たりしていた。
レセプションに無線LANのアクセスポイントがあるので、ここでネット接続も可能。利用は無料だ。
小さなテラスがついていて、午前中や夕方などは、そこで紅茶飲みながら本を読んだり手帳に何か書き込んでいる旅行者の姿が見られた。
朝食付。
マンゴージュースがうれしい。
チェックアウトの時にお願いして、他のタイプの部屋も見せてもらった。
これはベッド3つ入っている部屋で、135ポンドもしくは154ポンド。後者は確かシャワー付きだったかな?
室内シャワーはこんな感じ。
やっぱりそんな広くないので、自分的には共同シャワールームのほうが使いやすい気がした。
シングルもそうだが、部屋はアンティークで非常にきれい。
ヨーロッパ人観光客が多く集まり「ここは非常にいい」と言っているの納得。
お世話になったEZZAT HABIB氏。
ここはとにかくスタッフがフレンドリーで非常に感じよかった。
今回泊まった中で一押しの場所!
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