エジプトのラマダーンってどんななんだろう?
ギリシャから戻ってきた日、ホテルで仮眠取っていたら夜になってしまった。昼夜逆転というから、21時半過ぎてるけど外出しても大丈夫だろう。
・・・と思ってアタバ方面へ。
すごい人出だ!!!
入ったジュース屋さんで、マンゴージュースを頼む。
外国人旅行者と知って、店員の男の子がアシール・アサブ(さとうきびジュース)を無料でもう一杯くれた。
気前いいなあ。
ラマダーンだからだろうか?
人から、通りから、街全体から、確かになにか、お祭りのような高揚感を感じる。
アタバの家電街が拡大したのかと思っていたら、ほとんどが携帯関連ショップ。携帯本体の他、はめ換えて使うカバーなど販売している。
細い路地だと爆竹がばんばん鳴らされていてちょい怖いので、アズハル通りにでてきたんだけど、こっちも人が多すぎてなんだか危なっかしい。
最後は真ん中の中央分離帯のところを歩いた。
ここが一番安全だ。
ハンハリーリまで歩いてきて、フセインホテルの最上階にあるレストランに行くことにした。
前に来た時に一度立ち寄ったことがある。
普通のホテルなんだけど、カフェレストランは誰でも入れる。
入口のところに英語で書かれたメニューも掲示されている。
室内のレストランだと思っていたら、
通されたのは屋上。
しかも建物のへりの柵が特になく、単に装飾ブロックがあるだけなので、見晴らしよすぎだ(ちと怖いけど・・・日本だったらありえないよなあ)。
下を見ると、電飾の下に人がたくさん歩いている。
そしてライトアップされたモスクも。
アズハルやその向こうにたくさんあるモスクが一望できる。
注文したのは紅茶。
ここ、穴場だなあ。
今度ハンハリーリとか歩いていて疲れたら、ここにこよう。
おなかがすいたので、ライス・ウィズ・ミートというのも注文。
ただこれはちと失敗。
バターライスにミートソースみたいなのがかかっているだけ。
おいしいちゃおいしいんだけど、期待していたのとは違った。
(もうちょっとちゃんとした食べ物かと)
そして地上に降りる。
フセイン広場にはたくさんの家族連れなどが来ていて、にぎわっている。
ラマダーンや他のイード(お祭り)の時には、フセインモスク周辺はすごいことになるんだとか。時間遅いので(この時23時半くらい)少しは落ち着いていたみたいだけど、アズハル通りは10mごとくらいに警官がたって、歩行者が道路にはみださないよう監視していた。
この建物の最上階が、フセインホテルの最上階レストラン。
そして奥のほうに、自分が紅茶を飲んでいた屋上カフェがある。
警備任務から撤収しようとしている警官隊。
ドーベルマンまで出動していた。
フセインモスク前には、大きな天幕。
そして、いつもは外国人観光客の姿も多いカフェ。
この奥がハンハリーリになる。
普段の倍くらいの広さに椅子とテーブルが並べられ、座っているのもみな地元の家族・親戚グループといった感じだ。こんな風景初めて見た!!!
いやすごい!
確かにラマダーンの夜は「お祭り」なのだと実感できた。
夜0時過ぎても、まだ渋滞は続いていた。
買い物客もたくさん!
ちょっと帰り道を間違えて、ムハンマド・ナギーブ駅からメトロに乗って帰ってきた。1時にもかかわらず
駅は普段通り。
本当に皆遅くまで街にでているんだなあと。
夜食は途中で買ってきたターメイヤサンドイッチ。
人でにぎわっていたお店なんだけど、ペーストたっぷり入ってて確かにおいしかった。
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