
プラハ城はヴルタヴァ川西岸の丘の上に大きく横たわっています。
カレル橋を渡り終えた後、古い町並みを堪能しながら石畳の上り坂をゆるゆると歩き続け、かなり見晴らしのいい場所までたどり着きました。
傾斜がかなりある屋根ですが、よく見ると窓がたくさんついています。
屋根裏部屋なのでしょうか。
入って、中の構造を見てみたくなります。
このあたりは旅行者向けのゲストハウスのような建物も多く、個人で旅行に来る方なら泊まってみても楽しそうです。
さらに坂道を上り、ついにカレル城にたどり着きました。
ここで最初に目に飛び込んできたのがなんとスターバックス。
そう言えば朝から歩き続けてちょっと疲れてる。喉も乾いているかも。いやそれ以上に石畳疲労で足が疲れている。
気温も高くなってきたし、暑さにやられないうちに休憩しておくか。
そんな気軽な気持ちで入りました。
実はここ、プラハで大人気の「いわば観光名所」のお店だったとも知らずに。
で、門をくぐって中に入ると、いきなり炎天下のテーブルと椅子。
店らしきものはまったく見えず。
どういうこと???
とよく見ると、その先に下へと続くらせん階段がありました。
ここ、かなり切り立った崖に作られたスターバックスの店舗の屋上だったのです。
愛想のいいおにいさんに、フラペチーノを作ってもらいました。
実は開店とほぼ同時に入店したらしく、お客さん一人目。
日中は観光客でごった返すらしいのですが、店内歩き回ってもいるのは店員さんだけという状態でした。
●プラハ城内のスターバックスは、城壁からプラハの街を見下ろせる絶景ノマドスポット!|POWERTRAVELER
↑ 普段はこんな感じ。
このフロアにもテラス席があります。
ただ流石に外は暑すぎかな。
さらにその先には、パラソル付のテーブル。
ここなら心地良くまったりできそうでしたが、あいにくテラスの一部の工事中で、騒音と砂埃が気になり断念。
店内はこんな感じ。
でもベストな席はここではありません。
どこかというと・・・
市内を見下ろせる側がくぼみになっていて、2人だけが座れるVIP席のようになっているのです。
開店と同時じゃなければ、絶対に空いていなかったこと間違いなし。
このくぼみ席はもうひとつ。
方向的に、座ったまま市内を眺めやすいので、こっちにしました。
誰もいない貸切状態の店内なので、中央の大テーブルにカメラを置いてタイマー自撮りなど。
窓を開けると心地よい風が。
眺めも本当に良かったです。
しばしの休憩を撮った後、再び屋上に戻ってくると、
結婚記念撮影をしている中国人カップルに遭遇。
きっと人気スポットなのでしょうね。
ちなみにスターバックスのトイレは、カウンターがあるフロアからさらに下に降りていった場所。有料です。
肝心のプラハ城はというと・・・(上の写真は観光客に囲まれた衛兵)
目がくらむような大行列ができていたので、外から見るだけでおしまいに。
いやー、大人気!!!
団体ツアーや学校の旅行で来ているらしい子供たちもたくさんいました。
帰途は城壁に沿った階段を下りてきました。
ここからの眺めもなかなかよかったです。
行きは両側にお店も並ぶ石畳の坂道を上り、帰りこの階段で、市内を眺めながら降りてくるというのがよさそげです。