チェコの通貨の単位は「チェココルナ(KORUN ČESKÝCH)」。
街中での価格表記は頭文字から「Kč」になっています。
2017年5月時点での為替相場は1Kč=4.7円。
なので100コルナは約470円。
ざっくり「5を掛けると日本円の金額になる」と覚えておくといいでしょう。
チェコの紙幣
100コルナは観光客にとっては一番馴染みのある紙幣でしょう。
パブでビールを飲んだりする時の支払いなど、最も使います。
肖像画は神聖ローマ帝国皇帝カール4世。
左側は、剣のようでもあり、蘭のような植物の葉のようでもあり。
ちなみに裏面の模様はこのサイトで解説されていました。
●100コルナ券(1997年発行) < チェコ < 海外通貨 < 文鉄・お札とコインの資料館
そして200コルナがざっくり千円相当。
モラヴィア出身の教育学者のヤン・アーモス・コメンスキー。
現代の学校での教育すなわち学校教育のしくみを構想した。今日、日本をはじめ多くの国でみられる同一年齢・同時入学・同一学年・同一内容・同時卒業といったしくみは、コメニウスの構想に発するものである。コメニウスは、こうした学校のありかたを通じ、人びとがすべての知識を共有することによって、戦争が終わり、ヨーロッパが一つになると考えた。この考え方は、現在のユネスコに受け継がれている。
すごい人だったんだ!!!
知的な面立ちの女性はボジェナ・ニェムツォヴァー。ウィーン出身の作家。
そして1000コルナ。
両替時やATMキャッシングでは大半がこのお札になってしまうこともあります。そうすると、バス内でお釣りもなくチケットが買えない事態にもなりかねないので、早めに崩しておいた方がいいかもしれません。
肖像画は政治家のフランティシェク・パラツキー。
さらに高額紙幣もありますが、旅行中に目にする機会はあまりないかもしれません。
チェコの硬貨
硬貨は比較的シンプルなデザインです。
50コルナ・20コルナ・10コルナ・5コルナ・2コルナ・1コルナ。
大きさや形状、側面の溝など違うので、きっと慣れてくれば触っただけで当てることができそうです。
50コルナはツートーンカラー。
プラハ城とカレル橋なのでしょうか。
20コルナ。
10コルナ。
5コルナ。
2コルナ。
最後に1コルナ。