今回、事前に東京のキューバ領事館に行きツーリストカードを発行してもらった。これはビザと同じもので、観光目的で30日以上滞在する場合、入国の際に必要となる。ビザと出入国カードを兼ねたようなものだ。
<東京のキューバ領事館で受け取る>
キューバ領事館に直接行く場合には2100円の手数料が必要。
パスポートとそのコピー、4.5✕3.5cmの顔写真を一枚持って行き、領事館に備え付けの申請書を書いて提出すれば、10分ほどですぐ発行される(混んでいる場合はもう少し時間かかると思うが)。
東京以外に住んでいる場合や平日動きにくい場合には、郵送もしくは旅行代理店に代行してもらうこともできるが、その場合は手数料が5600円となぜか跳ね上がる。
<エアカナダ機内でのツーリストカード無料配布>
ガイドブックやネット上の体験談でも読んで知っていたのだが、トロント発ハバナ行きのエアカナダ機内で、全員にツーリストカードが配布された。どの航空会社でも到着前に税関申請書と一緒に出入国カードが配布されるが、あんな感じだ。
カナダ人だけ対象ということでもないようで、私にも普通に配布された。
これでも問題ないという体験談が多かったのだが、万が一を考えて自分はキューバ領事館で2100円の手数料を払ってもらってきた。
さあどっちを使う? 機内で配布されたツーリストカードでも問題ないのか?
物は試しということで、機内で配布されたツーリストカードに名前やパスポート番号を書き込み、出国審査の時にパスポートと一緒に提出した。
結論、何も問題なし。
ツーリストカードに特に期限はないので、領事館で発行してもらったものは次回にとっておいてもいい。
「なんだじゃあ別に領事館で発行してもらわなくてもいいのか」
と思うかもしれないが、ガイドブックには「これはカナダ在住者用のためのもので、他国からの観光客は使用できないことになっている」との記載もあった。自分は「エアカナダ機内配布のツーリストカードで問題ない」というネットの書き込みを見ていたものの、やはり心配だったので領事館に足を運んだ。
ちなみに仮に飛行機の中で配布されなくても、ハバナ空港についてから「失くしてしまった/忘れてしまった」などの理由で新たに手数料払ってツーリストカードを入手することができるという情報もある。
事前に領事館に行ってツーリストカードを取得しておくか、それとも機内もしくは現地調達でよしとするか。
どっちの判断をするかは、自己責任ということで。