離れて暮らす高齢の親の見守りと遠隔サポートのため実家をDIYでスマートホーム化する方法

カーテンレールに取り付けるだけで驚きの便利さ!~Switchbotカーテン

カーテンレールに取り付けるだけで驚きの便利さ!~Switchbotカーテン

「OK Google、カーテンを開けて」
そう言うだけでカーテンが左右にスルスルと開き、朝のまぶしい光が部屋の中に差し込んでくる──。

ぎっくり腰などで立ち上がるのも辛くなると、ついカーテン閉め切ったまま生活してしまい、さらに気分どんよりということがあります。

これは足腰弱った高齢者宅でもありがちなこと。陽の光も差し込まない部屋で過ごし続けると、昼だか夜だかもわからなくなり、睡眠障害が加速してしまうこともあるそうです。

INDEX

  1. 普通のカーテンをスマート化する「Switchbotカーテン」
  2. レール形状に合わせて製品をチョイス
  3. 設置方法:カーテンレールに差し込むだけ
  4. アプリ操作でカーテンを自由に開閉
  5. スマートスピーカーと組み合わせれば音声操作可能に
  6. 時間など条件設定しての自動開閉も
  7. 親が入院中の留守宅防犯に

普通のカーテンをスマート化する「Switchbotカーテン」

実は正直なところ「別にカーテンまでスマート化しなくてもいいかな」と思っていました。エアコン遠隔操作のように熱中症予防に使えるわけでもなければ、見守りカメラやセンサーのように孤立死防止に役立つわけでもなく。

でも今回モニターとして提供いただき導入したところ、あまりの便利さにびっくり。退院まもない母も喜んで使ってくれています、しかも毎朝毎晩。

私の実家は古い木造家屋なので冬の朝晩は冷え込み、カーテン必須です。ただ足が弱り、短い移動でもよろめく母にとって、窓まで歩いてカーテンを開け閉めするのは少々億劫なこと。結果「いい加減、カーテンを開けなくちゃ」というストレスを抱えたまま何時間も過ごすことが多発していたのです。

昼寝も多く、カーテン閉めたままだと昼夜を勘違いしてしまうこともよくありました。

●SwitchBot(スイッチボット)カーテン|今あるカーテンをスマートにする

この「Switchbotカーテン」を設置すれば、わざわざ窓際まで行く必要がなくなります。スマホアプリでも開閉できますし、Switchbotハブミニと連携させれば、スマートスピーカーによる音声操作が可能になります。

レール形状に合わせて製品をチョイス

購入時に気を付けないといけないのは、カーテンレールの形状。

  • U型(角型)レール
  • I型レール
  • ポールタイプ

もっとも一般的なカーテンレールは、「機能型」と呼ばれることも多い、「U型/角型レール」でしょう。下に溝のある四角い筒状のレールです。

その他、モノレールの軌道のような「I型レール」、出窓などで使われることも多い「ポールタイプ」のレールにも対応しています。

●対応カーテンレールの種類とサイズの測り方をご紹介します! SwitchBotサポート

上記ページに、それぞれのカーテンレールの形状と対応サイズが書かれていますので、心配な方は確認してみてください。

またカーテンには片開きと両開きがあります。
大きな窓であれば、二枚のカーテンを中央から左右にスライドして開ける両開きの場合が多いでしょう。

その場合は製品2個が必要となります。

両開きだけどSwitchbotカーテン2個買う予算はないかも・・・という場合には、この機に片開きにしてしまうのもありです。左右両端のどちらかの固定フックからカーテンを外して一個ずつずらし、右から左、あるいは左から右に2枚のカーテンをまとめて動かすようにするのです。

設置方法:カーテンレールに差し込むだけ

この「Switchbotカーテン」は、製品をカーテンレールに吊り下げ、その上部についたローラーが回転して移動することで、カーテンフックが押され、カーテンが開閉する仕組みです。

これが製品本体と付属品。
細かい部品などは必要に応じて使う調整用のパーツです。

本体は、中央の大きなパーツと、左右両脇のパーツの3点に切り離せるようになっています。

中央の大きなパーツの上部についているのがローラー。
脇のパーツの上部についているT字型の小さなローラーをカーテンレールの中に挿入して吊り下げます。

設置は簡単。

まずは同梱されているUSBケーブルを使って、Switchbotカーテンを充電します。使用状況によりますが、一度充電すれば8カ月間もつとのこと。専用のソーラーパネルを追加すれば、充電も不要になります。

そしてSwitchbotアプリを開き、Switchbotカーテンを登録します。


左右開きでSwitchbotカーテンを2個利用する場合には、どちらを右にしてどちらを左にするのかわからなくならないようにしておきましょう。

アプリ登録が完了したら、そのままアプリの指示に従ってカーテンレールへの取付です。

取付箇所は、カーテンの一番端と二番目のフックの間。

脇のパーツのうち左右どちらかを中央の大きなパーツと合体させます。そして脇パーツの上部の小さなローラーをカーテンレールの溝と平行になる向きで差し込んだ後、90度回転させてレールの溝に対し小さなローラーが直角になるようします。

次にもう一方の脇パーツも同様にカーテンレールに挿入し90度回転させた後、本体と合体させます。

この時、中央パーツのローラー部分をカーテンレールに下からぎゅっと押し付けて合体させる必要があります。ローラーが回転した時、カーテンレールとの間で摩擦が発生し、滑ることなくしっかり移動するためのスプリング(ばね)が中央パーツ内に組み込まれているためです。

最後にアプリの指示に従って、開閉調整。
Switchbotカーテンがどの位置まで移動したら「全開」「全閉」になるのかを設定します。これは左右両開きの時には特に重要です。

アプリ操作でカーテンを自由に開閉

アプリでのカーテン開閉操作画面がこれです(詳細画面)。
全開・全閉の指示の他、タップして好きな場所までカーテンを移動させることもできます。

実家カーテンは、高さがあり厚手でかなり重たいのですが、特に問題なく動いています。公式サイトによると最大8キロのカーテンまで動かすそうです。

Switchbotカーテンを導入すると、アプリを使わず手動で開閉する作業も省力化できます。

https://www.youtube.com/watch?v=0PGiTXDs_sc

「タッチ&ゴー」という機能で、最後まで開け閉めせずとも、ちょっとカーテンを動かすだけで後はそれを感知したSwitchbotカーテンが続きをやってくれるのです。

スマートスピーカーと組み合わせれば音声操作可能に

でもせっかくならやはり、毎回アプリを立ち上げなくてもいいよう、声だけでコントロールしたいところ。
GoogleアシスタントやAlexaと連携させれば、音声操作が可能となります。

https://www.youtube.com/watch?v=bThu8coGPiA

「OK Google、カーテンを開けて」
「アレクサ、カーテンを閉めて」

の他

「OK Google、カーテンを少し開けて」
「OK Google、カーテンを半分(80%)開けて」

などの指示で、途中まで開けることも可能です。

時間など条件設定しての自動開閉も

毎朝同じ時間に起きる人なら、カーテン開閉はルーティン作業として登録してしまうのもありでしょう。Switchbotアプリのスケジュールやシーンの設定で決まった時間にカーテンを開けるよう登録しておくだけ。

上記の設定なら、月曜日から金曜日まで、朝7時になるとカーテンを全開にしてくれます。

寝室で利用するなら目覚まし代わりになります。けたたましい目覚まし時計の音で叩き起こされるより、スムーズで快適な目覚めになるはず。

高齢者は睡眠障害を抱えがちなので、外の光を利用して睡眠リズムを整える効果も期待できます。

他に、例えばGoogle Homeの設定で、「OK Google、おはよう」と言った時のアクション一覧の中にカーテン全開を入れることもできます。

高齢の親の認知力の状態によっては「カーテンを開け閉めしよう」という気持ち事態がなくなっていることもあると思いますので、その場合でも、時間や定例のアクション、もしくはセンサーなどをトリガーに自動的に開閉するようセットしておくといいかもしれません。

日の出・日の入りにあわせてカーテンを自動開閉する設定も可能です。興味ある方は、下記記事を参考にしてみてください。

●日の出と日の入り時間に応じてSwitchBotカーテンを開閉する方法のご案内 SwitchBotサポート

親が入院中の留守宅防犯に

最後にもうひとつ。
カーテン閉めっ放しの家は、空き巣に狙われやすくなります。

高齢者ひとり暮らし宅というだけでも犯罪者に目を付けられそうですが、さらにカーテンが何日も閉まりっぱなしとなったら・・・心配ですよね。親が入院したり施設に入って長期留守宅になる場合には、防犯目的でこのSwitchbotカーテンを使うこともできます。

Switchbotハブミニを導入していれば、家の中にいなくてもスマホから遠隔操作でカーテン開け閉めできますので、時々カーテンを開けたり閉めたりしてもいいですし、時間設定で開閉セットしてしまうのもありです。

本体には日射センサーが搭載されているので、それをトリガーに開閉させることもできます。

親が在宅でも、一人暮らしで狙われるリスクを軽減したいということであれば、実際には使われていない二階の空いている部屋のカーテンや照明を自動操作することで、複数人が暮らしているように見せかけることもできます。

たかがカーテンの開閉と侮るなかれ。他にもきっといろいろな利用方法や活用メリットがあると思います。ぜひ実際に使って、さらなる活用法を模索してみてください。