離れて暮らす高齢の親の見守りと遠隔サポートのため実家をDIYでスマートホーム化する方法

寝室にGoogle Home mini

寝室にGoogle Home mini

加齢で認知機能が衰えると、少し前まで何の問題もなくできていたことが次第に困難になり、最終的にできなくなってしまいます。

例えばスマホ操作。
ボタンがたくさんついているリモコンの操作。

母を見ていると、たくさんあるボタンやアイコンの「どれを押せばいいのか」で悩むようです。

だけどやりたいことはわかっているので、「OK Google、エアコンをつけて」「OK Google、電気を消して」など、スマートスピーカーを使った音声操作なら何の問題もありません。

旧モデル新品がお得に買えるメルカリ

実家では、リビングにディスプレイ付きの「Google Nest Hub」を、そして寝室にはころんと丸い「Google Home mini」を置いて、母の音声操作ツールにしています。

ちなみに現在の最新モデルは「Google Nest Mini」で6,050円。
形状は初代と変わらず、低音が2倍増強され、音声認識機能が向上しているそうです。

ただ実家で親がエアコンや照明器具を操作する程度なら、それほど音質にもこだわらなくていいと思いますし、音声認識も初代でも十分すぎるほど高いです。

となると。

初代Google Home Miniの新品未開封を、2,000円台で購入するというのもひとつの方法かと思います。ご存じの方もいるかと思いますが、Google Home Miniは初期、頻繁に半額の3,000円で売られたり、新規に回線契約する際などにもらえたりしました。

またコンペなどのプレゼントにも使われていました。

「もらっちゃったけど必要ない」

という人達が未開封のまま大量放出しているようです。私もディスプレイ付きのGoogle Nest Hubは、ひとつ前のモデルの新品をメルカリで入手しました。

寝室からリビングのエアコンをつける

母は今夜の睡眠時間も長く、日中も頻繁に寝室で寝ています。リビングと寝室で過ごす時間は半々といったところでしょうか。

そんなこともあり、リビングと寝室の両方に、スマートスピーカーとスマートリモコン(Switchbotハブミニ)を設置し、どちらも音声コントロールできるようにしました。

高齢の親の寝室にスマートスピーカーを設置すると、いいことがいろいろあります。

  1. 寒い冬の朝、リビングのエアコンを先につけ温めておける
  2. 夜中に起きた時、天井照明のリモコンを探さずに済む
  3. ベッド転落など何らかの理由で動けなくなった時、音声操作で照明やエアコンを操作できる
  4. 起きた直後に、今日の日付や時間、今日の予定を確認できる
  5. 遠隔からスマートスピーカーを使ってメッセージを流すことができる

冬の寒さは高齢者にはこたえます。筋肉の衰えや血流が滞っているなどで、冷えが深刻なのです。リビングのエアコンは、スマートリモコン「Switchbotハブミニ」を使い、毎朝6時に自動でオンになるようにしていますが、それよりずっと早く目覚めてしまうことも多いのです。

そんな時でも、「OK Google、エアコンをつけて」あるいは「OK Google、おはよう」のどちらかを言えば、リビングのエアコンをつけることができます。

またベッドからの転落や、夜中にトイレに行こうとして転んでしまうといったリスクも高いのが高齢者。実際親もベッドから落ちて動けなくなり、そのまま半日以上うつ伏せで倒れていたことがあります。

リモコンが見つからなくても、簡単に天井照明をつけることができれば、転倒リスクは減らせますし、仮にベッド転落・転倒した場合でも、照明をつけることができれば自力で復活できることもあります。

認知症の初期症状では、日にちや時間がわからなくなってしまう「日時見当識障害」という症状が現れます。母もここ半年ほどひどく、それによるトラブルも多発しています。

私が実家にいれば、間違って認識してしまっている日時やスケジュールをただすこともできますが、一人だとそうはいきません。そこで「OK Google」の出番です。

「OK Google、今日は何日?」
「OK Google、今週の予定は?」

こういえば、Google Home miniやGoogle Nest Hubが、正しい日時やスケジュールを声で返してくれます。起きた時には特に記憶や認識がごっちゃになっていますので、寝室でその確認ができるのはとても便利なこと。

そして最後にもうひとつ。

Google Home miniには、スマホアプリ「Google Home」から音声でメッセージを流すこともできます。寝室にはスマホを持参していないことが多いので、急ぎで伝えたいことがある場合には、ネットワークカメラで起きていることを確認し、Google Home経由で話しかけたり、テキストメッセージを読み上げしてもらっています。

ネットワークカメラのスピーカーだと音が聞き取りにくくなることもあるので重宝しています。