離れて暮らす高齢の親の見守りと遠隔サポートのため実家をDIYでスマートホーム化する方法

まずは課題・リスクの書き出しからスタート!

まずは課題・リスクの書き出しからスタート!

転倒しやすくなったり、スケジュール管理が難しくなったり、郵便物が溜まってしまっていたり。以前できていたことが筋力や認知力の低下で難しくなってくると、本人はもちろん周囲の家族も憂鬱な気持ちになってしまうものです。

でも解決策・改善策はきっとあると信じ、まずは実家の親の生活に今、どんな課題やリスクがあるのか、思いつくだけ書き出してみましょう。

INDEX

  1. 何を設置するかではなく、どんな課題を解決したいか
  2. 課題やリスクは書き出して切り分けて分類して整理

何を設置するかではなく、どんな課題を解決したいか

スマートホーム化というとどうしても「モノ」が先にきていまい、その機能や設置場所などに目がいきがちですが、まずは「どんな課題を解決したいのか」をまとめることからスタートしましょう。

スマートホーム化は、課題を解決するためのいろいろある手段のうちのひとつです。他に介護事業者のヘルパーサービスや近所との連携、手すりや段差解消といった住宅改修に福祉用具の導入まで、いろいろな方法と組み合わせていく必要もあります。

「モノ先行」で進めてしまうと、何のためという部分が曖昧になってしまい、導入しただけで満足してしまい、運用面で不十分になったり、ちゃんと活用されないままになってしまうこともあります。また「実はこんな課題解決にも役立つものだった」という発想にいたりにくくなったりもします。

課題やリスクは書き出して切り分けて分類して整理

まずは、ここ半年くらい

「本人から困った大変だったと言われた」
「実際にトラブル発生した」
「これは危険かもと不安になった」
「他の人から対処したほうがいいとアドバイスもらった」

ことを思い出し、書けるだけリストアップしてみてください。スマートホーム化とは関係ないことも含めちゃっていいと思います。

本人にも聞いてみたり、また介護サービスを導入しているのであれば、ヘルパーさんやケアマネージャー、通所施設の人などに挨拶にいくついでに話を聞いてみるのもありです。

ある程度書き出したら、今度はそれを切り分けて分類してみましょう。「筋力の低下」「スケジュール管理が困難」「記憶力の低下」など原因でまとめていったり、あるいは場所・時間帯を書き込んでみるのもいいでしょう。発生頻度や、大事故につながりかねないことなのかどうかといった分類も大切です。

大体まとまったら、優先順位をつけてみましょう。
そして現時点で思いつく解決策などを書きこんでいくのです。

どうでしょう。

課題や解決策を書き出して、客観的に眺めることで、それまで漠然と抱えていた不安が解決すべき課題として明瞭化されます。それだけでも、ココロが軽くなったりするものです。

「よーし、やるぞ!」

とフットワークも軽くなるはずです。