離れて暮らす高齢の親の見守りと遠隔サポートのため実家をDIYでスマートホーム化する方法

いくらかかるの?DIYスマートホーム化の費用

いくらかかるの?DIYスマートホーム化の費用

実家スマートホーム化で気になるのがやはりコスト。既存家電を買い替えずに済むのはいいけど、初期どのくらいかかるものなの?インターネットを含めた月額費用は?ざっくりとした目安がわかると計画も立てやすいですよね。

いくらかかるかは、何をどれだけ購入するか次第なのですが、とりあえず・・・

  • 一戸建て
  • 親一人暮らし
  • 転倒・脳梗塞リスクあり
  • スケジュール管理などのサポート必要
  • インターネットは光回線を導入

前提で、実家スマートホーム化の予算を計算してみました。

INDEX

  1. 手頃価格なDIYスマートホーム化製品
  2. スマートホーム化製品の購入費用一例
  3. 毎月必要になる月額料金
  4. 安否確認だけなら警備会社の見守りサービスも

手頃価格なDIYスマートホーム化製品

このサイトでは、「SwitchBot」製品を中心にスマートホーム化を行う方法を紹介しています。一番の理由は「製品バリエーションの豊富さ」ですが、その次に大きな理由が「安さ」です。

まず核となるスマートリモコンは

1個3,980円。
一度買えば特に月額利用料などはかかりません。

次に音声操作を可能とするスマートスピーカー。
AmazonのAlexaが利用できる「Echo Dot」の場合・・・

●Alexa スマートホームストア

種類いろいろありますが、時計機能もついた「Echo Dot 第4世代 with clock」が通常価格6,980円です。時計のついていないモデルなら5,980円。

ネットワークカメラは各社からいろいろな製品がでています。
私が利用しているXiaomiの360度回転するカメラ「Xiaomi Mi 360°」は

5,280円です。また

SwitchBotのカメラなら回転機能がついていないモデルで2,980円です。回転しなくても視野角は130度と非常に広いので、壁際の家具などに設置すれば部屋の大半は見渡せるはずです。

また開閉センサー・人感センサーなども2,481円とお手頃価格なので、玄関やトイレだけでなく、割と気軽に買い足して使えるのではないでしょうか。

スマートホーム化製品の購入費用一例

それでは、これらの製品をどのくらい買うことになるのか。
一人暮らし高齢者の見守りという前提で見繕ってみました。

まずは割と手厚めのパターン。

ネットワークカメラ(居間・寝室・廊下)SwitchBot2,980円38,940 円
スマートリモコン(居間)SwitchBot3,980円13,980 円
開閉センサー(玄関)SwitchBot2,481円12,481 円
人感センサー(トイレ・洗面所)SwitchBot2,481円24,962 円
温湿度計(居間・寝室)SwitchBot1,980円23,960 円
指ロボット (居間)SwitchBot3,980円13,980 円
スマートスピーカー(寝室)Amazon4,980円14,980 円
スマートディスプレイ(居間)Amazon8,980 円 18,980 円
緊急通知ボタン(持ち歩き用)SINGCALL2,599 円 12,599 円
スマートドアベル(玄関)各社約10,000 円 1約10,000 円
スマートロック(玄関)セサミ47,960 円 17,960 円
62,822円

価格は2021年11月の通常時のもので、スマートスピーカーは「Echo Dot 第3世代」、スマートディスプレイは「Echo Show 5」を前提にしています。
またスマートロックの「セサミ4」は本体4,980円ですが、遠隔操作する時には2,980円のWi-Fiモジュールも別途購入の必要があるため、それも加えた金額です。

上記は少々多めに設置した時の試算なので、ここまで必要ないということであればこのくらいの予算でもいけます。

ネットワークカメラ(居間・寝室)SwitchBot2,980円25,960円
スマートリモコン(居間)SwitchBot3,980円 13,980円
開閉センサー(玄関)SwitchBot2,481円12,481円
指ロボット (居間)SwitchBot3,980円13,980円
スマートスピーカー(寝室)Amazon4,980円14,980円
緊急通知ボタン(持ち歩き用)SINGCALL2,599円12,599円
23,980円

スマートスピーカーやスマートディスプレイは、メルカリで新品を安価に買うこともできます。実家スマートホーム化用途なら、音質にこだわる必要もないので、旧モデルでも十分だからです。

まとめて購入する必要もありません。
まずはネットワークカメラ1台だけ導入し、その後様子を見てスマートリモコン、あらにセンサー関連と買い足していくほうがいいかなとも思います。

毎月必要になる月額料金

毎月必要になるコストは、インターネット。
あとネットワークカメラ利用で、クラウド利用(録画したデータを運営会社のサーバに一定期間保管しておく)する場合、有料のオプションサービスに申し込む必要があります。

まずインターネット利用料金。
どのプロバイダ・回線利用が一番お得かは、エリアや現在契約している携帯電話のキャリア等によって変わるので公式サイトのシミュレーションでご確認ください。まとめて見積もりをとれるサイトもあります。

ひとつの目安としては・・・

初期 20,000円(光回線の工事費用)
月額 4,000~5,000円程度

光回線を導入する場合、光ファイバーを引き込む開通工事が必要となります。戸建てと集合住宅(マンション等)で変わり、戸建ての場合2万円程、集合住宅だと3,000円程安くなる場合が多いです。条件によっては実質無料となることも。

月額費用は、4,000~5,000円くらいを見ておけばいいかなと思います。回線速度はそれほど必要としませんし、特にインターネットで動画コンテンツを楽しむといったことがないのであれば安いプランで大丈夫です。

次にネットワークカメラのクラウド利用にかかるコストです。

30日間の動画履歴─録画されたビデオクリップ・検知されたイベントのスナップショット・イベントが記録された時間等、過去30日間にカメラで撮影されたすべてのイベントを確認できます。

●SwitchBot屋内カメラクラウドストレージの詳細

月額プラン 890円/台
年間プラン 8,900円/台

SwitchBotの屋内カメラは、動体検知されると自動録画する機能があり、その録画したデータはSDカードやクラウドストレージに保存されます。SDカードは最大容量128GB。最大何時間の録画が可能なのかは未確認ですが、一般的に1,920×1,080のフルハイビジョン映像は128GBで20時間くらい録画可能です。

動体検知した際の短時間の録画の連続であれば、夜間は基本的に録画が停まりますし、日中も飛び飛びでの短時間録画となりますので、数日分は保存されるでしょう。SwitchBotのカメラを利用した後で検証してみたいと思います。

安否確認なら警備会社の見守りサービスも

これらのコストを高いと思うかどうかは状況次第でしょう。

私は、一人暮らしになった母の認知力が低下し始めた時、こうした機器をまだほとんど設置していませんでした。そのため「親と連絡がつかない」「実家の状況がわからない」時、何度か仕事を早退したり急なキャンセルをして、6時間以上かけて帰省をしていました。交通費も往復で6,000円以上。その後介護事業者の見守りサービスも利用するようになりましたが、お金はかかりますし、無事の確認がとれるまではハラハラしっぱなしです。なので数万円のコストをかけて設置しても、十分に元はとれているように思います。

また安否確認が主ということであれば、セコムはじめ警備会社など様々な会社から見守りサービスが提供されています。

●高齢者見守りサービス一覧

トイレ入り口など、日常生活の中で必ず通るだろう場所にセンサーを設置し、一定期間反応がないと通知がされ、安否確認というものです。

設置する機器はレンタルなので月額料金も安く済み、インターネット回線がなくても固定電話回線があればそれで大丈夫の場合もあります。安否確認だけをなるべく費用押さえて行いたい場合には、そうしたサービスの利用を検討してみてもいいでしょう。