離れて暮らす高齢の親の見守りと遠隔サポートのため実家をDIYでスマートホーム化する方法

エイジテックって何?


人生100年時代。2021年の日本人口に占める高齢者(65歳以上)の割合は29.1%で、世界の国々の中で最も高い数字だそうです。

でもまだ頭打ちではありません。第二次ベビーブーム世代(1971~1974年生まれ)が65歳となる2040年には35.3%となる見込み。3人に1人が高齢者とは!

「エイジテック」とは、「高齢者(Aged person)」と「テクノロジー」を組み合わせた造語。高齢者ならではの課題を解決し、その生活をより快適なものにするための最新技術のことです。

日本のみならず、高齢化が深刻な社会問題となっている先進国において、今注目を集めているキーワードですが、その具体事例となると、かなり幅広いものとなっています。

高齢者の抱える大きな課題といえば、やはり第一に健康。身体能力だけでなく、認知力・判断力も衰えていく中で、いかに安全で快適に、自立した生活を送ることができるか。高齢者が健康を維持し管理してゆくための様々なデバイスやサービス、認知症予防のためのアプリ、最新IT技術を組み込んでスマートホーム化されたシニア層向けのマンションなどもあります。

高齢者介護においても、テクノロジーが活かされるようになっています。介護に必要な人材が不足する中、介護支援のロボットも登場していますし、認知症で徘徊リスクのある高齢者の見守りには、センサーやGPSなどが使われるようになっています。

AIが孤独を抱えた高齢者の心のケアをしてくれる製品も登場しています。話しかけると自然な返答を返してくれるぬいぐるみやロボットなどです。話し相手になってくれるだけでなく、見守り役としての機能も果たし、離れて暮らす家族に写真を撮って送ったり、メッセージを仲介するものなどもあります。

「エイジテック」と同じような意味の単語として「シニアテック」もあります。今後、世界的に拡大が予想される高齢者を対象としたマーケットは、投資においても注目を集めています。

年齢を重ねるにつれ、身体や脳の能力が落ち、不便なこと不自由なことが増えてしまうのは仕方のないことです。健康維持の努力だけではどうしようもないこともたくさんあります。

ただそれをネガティブにとらえていても解決にはなりませんし、「年なんだから仕方ない」と諦めちゃうのももったいないことです。せっかくIT技術も進化しているのだから、それらをフル活用して、より便利により自由に、さらにはより快適に生活できるよう、工夫していきたいところですよね。

そのためにも「エイジテック」の最新情報をしっかりチェックしていきましょう。