B5、A4ノートパソコンでユビキタスするバッグを作る!

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がめら屋さんの掲示板で知ったのですが(最近がめら屋さんから情報を仕入れることが多いなあ)、MYCOMに面白い記事があります。とある人へのインタビュー記事なのですが、その人は、首から提げたかばんを使って、立ったまま器用にノートパソコンのキーボードを打っている若い女性の姿を見かけたそうです。名づけて“アコーデオン打ち”。

記事はこれ。

そう、ニーズありますよね。取引先を訪問するのに、つい地図を見てくるのを忘れてしまった。待ち合わせに現れない人に連絡をつけるのに、携帯電話番号はメール内だけ・・・とか。でも喫茶店を探して座ってパソコンを開く余裕はない。結局、どこか手すりなんかを探してそれを支えに、不安定な格好でパソコンを開いたりします。結構、ぶざま。

「PDA買おうかな。」
「バイオUかな。」
「シグマリオン仲間になろうかな。」

ってその度に思うんですが、これ以上マシーン増やしてどうする?という内なる声も。

それで、決めました。
自分だけの究極のモバイルバッグを作る!
見知らぬ女性の“アコーディオン打ち”をヒントに。


■モバイルバッグの進化。

STEP1 ノートパソコンを安全に持ち運べるよう、保護パットなどがつけられる。
STEP2 バッグに入れたまま利用できるよう、細かな工夫が施される。
STEP3 立ったまま、いつでもどこでも使えるよう、画板型になる。

そう、画板です。
昔、スケッチに学校の敷地外にでて、街の風景とか自然とか書いたことありますよね。あれです。

絵も描いてみました。(左図)

肩紐付きのモバイルバッグを改良して作ります。バッグの両脇に、補助紐をつけます。画板式で利用する際には、その補助紐の上部をはずし、肩紐の途中にある止め具にくっつけます。

この状態が画板です。

で、バッグのファスナーをぐるりとあけると、かぱっとノートPCを開けるようにするのです。


どういう作りがいいのか、手持ちのモバイルPCバッグをこねくりまわしながら、いろいろ考えてみました。

重要なのは、

1.強度(自作バッグで20万超のPCを壊したら大変だ)
2.すぐ使える(さっと取り出せないと意味がない)
3.快適(肩や腕が凝ってしまうようではいけない)



制作のポイントとしてはこんなことが考えられます。
  • バッグ自体が軽い素材でないとつらい(ナイロン製インナータイプをベースにする)
  • 通常、肩紐の付け根はかばんの両面それぞれひとつずつになっているので、画板状態にした時、同じ面からつるせるよう、金具を追加
  • 底面を支える側には硬質パッドが入っていたほうが安定する
  • おへそあたりを支柱にすると安定するが、それだと液晶をかなり上部から見下ろす形でみにくいので、液晶を開く角度を大きくするか(ただし安定感が落ちるので、バッグ内の補助紐の強度を高める必要がある)、底面を平らでなく、角度をつけるかどっちか
  • PCが何かのはずみでバッグからずり落ちた場合も、落下をふせげるよう、肩紐とPCを直接結ぶ、とりはずし簡単な救命紐をつけたい

最初は、普通のバッグを画板状にと思ったのですが、アダプタとか財布とか、書類とかいろいろ入ったものを首からつるすと、かなり首の負担が大きいので、やっぱり、余分なものが何もない「インナーバッグ」が適当みたいでした。

自分も持っているのですが、コクヨの「さぷらいふ一番だしショップ」で販売していたこのインナーバッグか、ノートパソコンバック(インナータイプ) あたりが、400g以下で、かつ片側に硬いパットが入っていてちょうどよさそげ。

今は別の仕事でてんぱっているので、9月に入ってからの作業になりますが、
作ってみたいと思います。
作成過程&試作品は、サイトでアップしますね。
お楽しみに♪