ホットスポット一声運動

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
ホットスポット一声運動。

これは別に、ホットスポットで他のモバイラーを見つけたら、
「おはよう」とか「元気かね?」とか「電波はきてるかい?」とか、にっこり声をかけようという運動ではない。
お店に入る際に、店員さんにひと声かけること。

「無線LANが使えると聞いてやってきたのですが・・・」
「ノートパソコンを使ってインターネットにアクセスしたいのですが、どの席を使っていいでしょうか?」
など。

+++

発端は、がめら屋さんの「無線LANスポット情報交換掲示板」のとあるスレッド。
(スタートは2003/07/19で、途中からSubjectが「認知度アップのためにも」になっている)

がめら屋さんが、認知度アップ(一般の人ではなく店員さん向け)という目的のために、お店に入ったら、どの席がいいか聞いてみようと提案していて、そうすることで既に導入しているお店も、検討中のお店も、「集客効果があるのか」と前向きになる可能性もあるかも、といった趣旨の書き込みも。


それは、なかなかGOODなアイディア♪


ちなみに、食品業界からの仕事も多いとあるマーケティング会社では、
たくさんの“プロ”の素人さん風主婦をネットワーク化していて、
彼女たちは指示を受けると、指定された大手スーパーなどに出向く。

そして店員さんにちょっと困った顔で聞くのだ。

「うちの子供に、えっとなんだったかしら、
確か△△△とかいうおまけ付のチョコを買ってくるように頼まれたんだけど、どれのことだかわかります?」

定員さんも、ちょっと困った顔で答える。

「あいすみません。おそらく△△△のことだと思うんですが、うちではまだ入れていないのです。」
「あら、そう。仕方ないわね。お時間とらせちゃってすみませんでした。」
「いえ、こちらこそお役たてなくて・・・。」

社員教育の行き届いた大手スーパーであれば、バイトも社員も、日誌や業務レポートの中で、「お客様から今日こんなことを言われた」という報告を文字に残す。そういうのが、だんだん各地で蓄積されてゆき、本部に情報が集まってくる。そしてある日、スーパーの棚割りに、その“消費者”の貴重な意見が反映される。(・・・のだそうです。他人から聞いた話なので、具体的なフローとかは知らないのですが。いつかそんな仕事をしてみたい。)

+++

さっそく今日、品川プリンスのマウナケアに行ったので実践。
「ホットスポットを利用したいのですが・・・」といったところ、
昨年よく利用していたカウンター席に案内してくれた。

しかも、柱のところのナプキンやフォークが置いてある棚の上のほうの電源の場所まで教えてくれて、「ここをお使いください」と。さすがに店員さんが頻繁に使う棚の前に黒い埃っぽいコードをたらすわけにはいかないので、遠慮したものの、聞いてみるものだな。

前にも何度か、ちょっと小心者だったので聞いてから入ったんだけど、
その時には一度も電源の場所を教えてもらったことはない。
きっと、半年間の間に、いろいろ聞いてくる人がいて、
それで対応が変わったのかもしれない。

ということで、ホットスポットを利用されているみなさま、
この趣旨に賛同してくれたら是非、


ホットスポット一声運動。