真夏のエジプトへ行こう!

最終更新日:2001/07/15  
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カイロ(2)7月14日〜15日

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カイロはやっぱり大都会だなあ、なんてアスワンから戻ると思う。ほっとするような、なにか物足りないような気に一瞬なる。

地上の暑さ、砂埃とは別世界のように、メトロの駅は実にきれい。でも、ほとんど同一料金(15円から20円くらい)にもかかわらずチケットが自動販売になっていないのはなぜ?

これも10年前にはなかった、カード式の最新公衆電話機。カードを入れるとカード度数がちゃんと「アラビア数字」ででる。向こう側で電話をかけている人は、どうも私が写真を撮ろうとしていることに気が付いたらしい。(本当は手をひっこめてほしくて待っていたのだが)

タラータハルブ広場の本屋さん。英書も豊富なのでよく行った(なぜか日本の文庫本が売られていたこともあった。「海と毒薬」だったか。)スタッフは陽気で、「えっと、このあたりをとってもいいですか?」と言ったら集まってきてしまった。どこにカメラを向けても、すばやく回り込んでポーズをとる。(・・・本をとりたいんだけど・・・)

エジプトは、アラブ世界に映画やTVドラマなどを供給している国でもある。「アイヤーム・ル・サーダート(サダトの時代?)」というのが、この時期あちこちで上映されていた。「なんかつまらなそうなタイトルじゃないか?」と思っていたのだが、若い人中心ににぎわっていた。

比較的新しい映画館のチケット売り場。エジプト映画の他は、欧米映画、インド映画、香港映画などが上映される。日本人を見ると「シャッキシェン(ジャッキー・チェン)」という声がかかるが、アクションものは人気のよう。10年前に「ゴースト」を見に行ったときには、ベットの上に倒れこんでいくシーンで、ぽんとスキップしていた。(もちろん観客からはブーイング)

鉄串のまわりに、肉をきゅっきゅっと締め付けるようにつけて焼く。ちょっとばさばさしているがおいしい。パンにはさんだものをテイクアウトしてよく食べた。

ウィンサーホテルのサミーのカイロツアーに参加。これはモスクの尖塔に登って撮影したもの。実は尖塔(ミナレット)登頂ははじめて。これは礼拝を呼びかけるための高台だが、現代ではマイクとスピーカーがあるので一日に5回ものぼる必要はないとのこと。結構なハードワーク。

ピラミッドエリアは、結構広い。目の前に見えているピラミッドなのに、熱風と激しい物売り・ラクダ勧誘を避けつつ近づいていくと以外に距離がある。これまでは、ツアー客と一緒に冷房バスでひゅんと乗り付けていたので、この大変さは知らなかったなあ。結局、2時間半も周辺を歩きつづけてしまった。(だって休憩する日陰もほとんどないんだもん)

ピラミッド側面。石は結構崩れている。角度は約51度なので、勾配は結構きつい。10年前、夜に日本人4人で忍び込み、登頂したことがある。両手で勢いをつけて一段ずつ飛び乗るようにあがっていったが、最後は、手もしびれてふらつくようになっていた。「落ちていたら今日という日はなかったなあ。それにしても夜だからできたことだなあ。」としみじみ思う。

近くで見るとこんな感じ。

夜、ウィンザーホテルの「エジプト料理コースディナー」。いつも道端のお店で食べているコシャリやターメイヤが、まるでフランス料理のように優雅にでてきた。写真はぴんぼけだがコシャリ。マジでおいしかった。途中、ホテルのオーナーがやってきて、ゲストの中をまわりながら「いかがですか?」「なにか不自由ないですか?」などと聞いて回っていた。いいホテルだ。

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JOHO-KAN A.Wada<egypt@joho.st>
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