バラデロには2泊し、長距離バス「ビアスール」でトリニダーに向かった。
元々はリゾートホテル一泊の予定だったのだが、バラデロからトリニダーに向かうバスは一日一便だけで、朝7:30バラデロ発、トリニダー着が14:05。せっかくオールインクルーシブのホテルに泊まるのに、朝食も食べずにチェックアウトはあまりにもったいないよなと思い、カーサ・パルティクラルに泊まれることを確認した時点で予約を変えた。
それに伴い、ハバナで予約したトリニダー行きバスチケットの日時変更も必要となったが、これはバスターミナルの事務所ですぐやってくれ、手数料5CUC(625円)払うだけで済んだ。ちなみにバラデロ→トリニダーは20CUC(2500円)。
国土が東西に長いキューバは、移動するにつれ車窓の風景もどんどん変化して面白い。
都市部はかなり小さく、走りだすとすぐにのどかな農村風景が広がり、放牧で育てられている牛がのんびり草をはんでいたり、交通手段としてばりばり現役な馬に乗る人の姿もあちこちで見かけた。
ハイウェイ沿いの休憩はいつもこんな感じのカフェテリア。
飲食メニューの価格もCUC建てでかなり高めなので、ビアスールで移動する外国人旅行者向けの施設なのだろう。
キューバといえば砂糖。
さとうきび畑も広がる。
所要時間6時間半で、途中何箇所か大きな街のバスターミナルにも停まった。
多くの人が降りたこの場所は、確かサンタ・クララ。
だとしたら、郊外にチェ・ゲバラ霊廟があるところだ。
今回自分は立ち寄らなかったけど、とてもきれいな街だった。
ハバナ市内では確か見かけなかった気がするが、他都市ではこのタイプのバスもたくさん走っていた。窓はガラスがなく柵。日本だと牛などの動物を運送するのに使うタイプのに似ている。
そして終点・古都トリニダーに到着。
実はサンタ・クララから乗ってきた、見事に日焼けしたアジアンビューティーが、話してみたら長期中南米を旅行中の日本人女性。グアテマラで語学学校に通いながら生活していた話や他の国でのエピソードなどがあまりに面白すぎ、そんな話を聞いていたらあっという間についてしまった。
バスターミナルの出口には、カーサ・パルティクラルの客引きがたくさん。
特に決めているところもなかったので、良さそげな宿を見せてもらうことにして一緒にバスターミナルを出た。
ちなみに地元キューバ人向けのオムニバス(料金がはるかに安い)も同じバスターミナル。