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ハバナにサムライ像~椰子の木に囲まれた支倉常長

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アルマス広場から運河沿いの道を北に向かって歩いていくと、二本の高い椰子の木とともに後ろ姿が見えてきた。

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カリブ海の真ん中、キューバの首都ハバナの中心地に羽織袴の支倉常長像。1613年に慶長遣欧使節の正使として石巻から出航し、ローマに向かう途中、ハバナにも立ち寄ったとされる。

この時代に新大陸を経由してヨーロッパまで往復するのは一大プロジェクトだったろうし、主君伊達政宗から託されたミッションも非常に重かっただろうと思うのだが、7年後に帰国した日本では禁教令が出されており、2年後には亡くなっている。

ただ現在、このキューバ始め、メキシコやスペイン、そしてイタリアにフィリピンにもこの支倉常長像が設置されているんだとか。本人がもし知ったらびっくり仰天だろうな。

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仙台までは11,850キロ。

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日本とドミニカの国旗。

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刀を振り下ろすかのような動作で記念撮影する少年。

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像を取り囲こむ円形の低い塀には仙台の文化を紹介する写真がはめ込まれていた。

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この像は、2005年に創立100周年を迎えた仙台育英学園によって建てられたそう。

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こんな遠い場所で武将像を見るのもなかなか貴重な機会かもしれない。

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