ホセ・マルティ記念博物館から旧市街に向かう際、ずっと乗ってみたかったタクシーに乗ることができた。写真中央の黄色いころっとしたやつだ。
名前は「ココタクシー」。
オートバイに丸い殻を取り付けて後ろに椅子を作った乗り物だ。
普通のタクシーよりずっと安いのだろうと思っていたらそんなことはなく、タクシー並以上の値段を言ってきた。そんな金額ムリムリと歩き出したら背中に向かってディスカウント価格を言ってきたので、どこまで下がるかなと思っていたら、割とあっさり向こうが諦めてしまった。
あれれ。
ただその時別のお客さんを乗せたタクシーが到着し、その運転手さんと交渉したらさらに安くなったので乗った。でも普通のタクシー並ではあったな。
乗り心地は悪くない。
しかも左右両側の風景がよく見渡せるので、乗ったまま観光するにもいい。
途中で気付いたのだが、革命広場から旧市街までは自分が思っていたよりずっと距離があった。最初に値段交渉したココタクシーもそれほど極端に高い金額をふっかけてきたわけではなかったんだなあと。
そして目的地のラム酒博物館に到着。
写真を撮らせてもらった。
後部席は三人座れる。
旧市街の狭い道でも問題なく走るし、恐らくこの車体だったら３人のお客さんが乗ってもそれほど燃費悪くないだろう。
何よりかわいい。
最初は「バイクみたいなものなのにタクシーと同じ料金だなんて」と思ってしまったが、むしろ料金一緒でもココタクシー移動のほうが街中風景をずっと楽しめるかもしれない。