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チェ・ゲバラ肖像のある革命広場

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1日目の午後、日本大使館のあるミラマール地区から旧市街まで行こうと適当なバスに乗ったら、案の定旧市街には行かず、途中からどんどん南下してしまい、川やら線路やらを越えて完全に「ここはどこ?」状態になってしまった。

ここ最近ずっと、海外旅行の際はスマホのGPS連動Googleマップが頼りだったため、「自分の現在位置がわからない」という状況はなかなかストレスフル。

降りたバス停の人にいろいろ聞きまくった結果、ハバナの観光名所のひとつでもある革命広場からはさほど遠くない場所にいることがわかり、バスの番号を教えてもらい革命広場までやってきた。

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既に日没時間。

周辺の施設も全てしまっており、広い駐車場はがら空き、時折オープンエアの二階建てバスやクラシックカー観光の人が写真撮りながら通り過ぎるだけだ。

ただ実は太陽の光が強すぎるキューバでは、このくらいの時間帯のほうがきれいな写真が撮れる。

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最初に飛び込んできたのが、2009年に設置された情報通信省の壁の、カミーロ・シェンフエゴスの肖像。

●カミロ・シエンフェゴス - Wikipedia

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そしてこちらがハバナのガイドブックなどにも必ず登場する、内務省の壁に描かれたチェ・ゲバラの肖像。

●チェ・ゲバラ - Wikipedia

写真や肖像画ではなく、ラインだけで描かれた顔というのもいいのかも。

ちなみにこのあたりは政府機関の建物が集中しているエリアで、日本で言うところの霞ヶ関。

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革命広場の中心には、仏塔のようにも見えるホセ・マルティ記念博物館が建つ。19世紀のキューバ独立戦争の英雄だ。

●ホセ・マルティ - Wikipedia

ちなみにこの塔は上から見ると星形。キューバの国旗にも赤地に白抜きの星が輝いているが、独立を意味しているのだそう。博物館になる前は共産党のオフィスだったとのことだけど、中にそんなスペースあるのか?

「カストロはどこにも登場してないけどいいの?」

と一瞬思ってしまうけど、独立戦争を率いた大先輩、そして先に逝ってしまった革命同志たちに敬意を払うということなのだろうか。不思議なほどに市内でもカストロ前議長の写真や肖像画を見ることもないのは、まだ存命の方ということや、指導者崇拝の体制にはしないという方針なのだろうか。

このあたり、お恥ずかしながら見事に無知なので帰国したらちゃんと調べてみたいと思う。

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