2002年01月04日(金)

新年だ。今日こそ取るぞ。

謄本!

さすがに正月明けにいきなり9時に役所に行くのも失礼かな、と思い、10時頃でかけた。作り直した書類二枚を渡すと、すぐにOKがもらえた。「もう手続きは済んでいるので、謄本も印鑑証明もとれますよ。」

やったー!

謄本は、銀行口座を作ったり税務署に提出したり、記念にとっておいたり(?)するので5枚(一枚1000円)、印鑑証明は口座開設くらいにしか使わないだろうと思ったので、3枚(一枚500円)とることにした。しめて6500円の登記印紙をひとつ下の階の売り場で購入。意外と高くて予想外の出費だと思った。

実は、勘違いしていたのだが、コンピュータ登記なので、「謄抄本申請書」に変わり「登記事項証明書交付申請書」という申請書を提出することになっていた。そもそも「謄本」というのはどういう意味なんだろう? コンピュータ化で登記事項証明書という名前に変わったということは、多分「謄本」というのが、単に書類の種類ではなく、コンピュータ化したことで名前を変えなくてはいけない何かを意味していたのか?あとで調べてみよう。

そのまま、お昼にかかりそうだったが、浅草橋へ。もちろん、出資払込金を引き出して(一時的に銀行の別段預金に入っているのだ)、普通預金口座を開設するためだ。裏口の自動扉から入ろうとした瞬間に気付いた。扉には、

三井住友銀行
浅草橋支店
浅草橋南支店

と書いてあるではないか! 予想もしていなかったが、なんと二つの支店が「同居」しているのだ!苦笑いするしかなかった。

手続きはちょっと時間がかかったものの、お昼を食べて戻ってきたら、通帳もできあがっていた。定期預金も作ったので二冊。表紙に「有限会社バードハウス」とあるのが、なんとも嬉しい。それまではあまり考えていなかったのだが、「ちゃんとたくさん収入を得て、この口座を膨らましていきたいなあ。」などと思ってしまった。
子供の顔を見た父親が欲をだして、「この子は幼児教育しっかりやって一流大学に入れてやるぞ。」などと急に欲がでてきたのに、近いかも。

そのまま世田谷区にとんぼ返りし、都税事務所へ。用紙を受取ると、隣の世田谷税務署へ。ここの入り口で気が付いた。納税地である「瀬田」は、世田谷税務署ではなく、うちのすぐ近くの「玉川税務署」の管轄なのだ。また間違えるとは。。。(以前、個人事業登録の関連でも同じ過ちをしていた)
仕方なく、用紙だけもらうことにして階段を昇った。税務署は、お役所の中でもかなり対応がいいのでは?と思う時がある。自分が行った時も、まだ正月明けで人が少ないにもかかわらず、法人税担当フロアの入り口付近には男性職員がひとり立っていて用件を聞いてくる。会社設立時の届け出の用紙が欲しいというと、何種類もの用紙が束になってホッチキスで止めたものをさっと手渡してくれた。玉川税務署の地図もくれた。入り口の両脇にずらっと並んでいる書類ケースには、同じように用途別にセットになった用紙が整理されて入っているようだ。しかも、間違えても大丈夫なようにすべて2枚ずつ用意されている。銀行も見習うべきだ。結局、都税事務所に法人設立届出書というものだけ提出して、タイムアウト。税務署には、別途「設立時の貸借対照表」などつける必要があるので、自宅で作らなくてはいけない。

社会保険事務所も立ち寄ろうかと思ったのだが、知り合いが「最初、従業員がいなくて自分自身も無給にする場合には、保険関連の手続きはできないよ。」と言っていたので、やめた。あとで電話で確認すればいいだろう。

ちなみに、初体験・無知というのはすごいもので、私が半月ほど疑問だったのが「定款の写し」。

1.定款をパソコンでプリントアウトしてホッチキスで止めるだけ
2.定款をパソコンでプリントアウトしてホッチキスで止め、最後のページに実印押印
3.「原本」と表紙に押された定款を、ホッチキスをはずさずにコピーして、ホッチキスでとめる
4.「原本」と表紙に押された定款を、ホッチキスをはずしてコピーし、さらにホッチキスでとめる
5.2か3でコピーしたものをホッチキスでとめ、また何らかの押印をする(って意味ないか)

なんだかくだらないことだが、ホッチキス止めしてページとページの間に契印を押した定款をばらしていいのかどうかで悩んでいたのだ。確か公証役場の女性は「のりで止めちゃったら、写しを作るときに大変でしょ。」と言っていた気がするので、そう考えると、ホッチキスははずしていいということか?

結局、正解はどれだかよくわからなかったが、都税事務所の人に聞いて3で写しを作った。

夜、税務署に提出書類を自宅で作る。「記帳の状況」というのがあり、どんな帳簿を作成しどういったタイミングで記帳をするか、責任者の名前などを届け出るというもの。うーん、基本的に、パソコン会計ですべてやって、紙の帳簿は置きたくないんだが。実体が個人事業みたいなものだから、そんなに現金の出入りはないし、仕入れも発生しない。売掛は月末時だけだし件数はたかが知れている。銀行口座もひとつだけなので、総勘定元帳に直接記帳するで、全く不便はない。ふーむ。結局こうした。

現金出納帳 手提げ金庫も買うので残高メモ的に使おう(個人財布からの立替払いなどもありそうだし)
売上帳 請求書控えの一覧表的に作って、万が一パソコンが吹っ飛んでも売上代金の消しこみだけできるようにしよう
総勘定元帳 これは会計王を使うので、電子計算機による保存なんちゃらとかいう申請書を提出する予定

× 預金出納帳 普通預金口座はひとつしか作らない予定なので、総勘定元帳で管理すれば十分
× 仕入帳 仕入れは、今のところまずないな
× 商品有高帳 商品も、今のところまずないな
× 固定資産台帳 それこそないな


ここまで決めて、ふと一月ぶりに冷静に思った。「なんか本当に会社にする必要ないよなあ、この状況って。」
まあ今さら引き返せないけど。頑張って帳簿つけようと思った。銀行新人時代の研修と通信講座が、今さらながらに役に立ち始めている。

トップページに戻る