バラコア散策
バラコアは、アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園に行く外国人旅行者達の宿泊拠点だが、街自体はとても小さく、高い建物もないのどかな場所だ。中心にインデペンデンス公園がある。
「島の隅っこの小さな街」というのが第一印象だが、ガイドブックを見てびっくり。
キューバ最東端にある地方都市バラコアは、1511年にスペイン人征服者ディエゴ・ベラスケス・デ・クエリャルにより築かれたキューバ最古の町。
「最古の町」なんだ!!!
ただそんな歴史を感じるかというとそうでもなく、むしろ中心部はどの建物もきれいに色鮮やかな外壁塗装で、むしろ新興エリアのようにも見える。おそらく外国人観光客の増大で、ここ数年一気に整備をしているのかもしれない。
インデペンデンス公園周辺と公園に近いアントニオマセオ通り両脇に旅行会社や外国人旅行者向けのレストランやバーなども集まっており、カーサ・パルティクラルもその周辺に散らばっている。
公園から海沿いの道に出て行ったあたりに「ホテル・デ・ルサ」がある。
私の英語版のガイドブックによると、「The Russian Woman」という観光地として紹介されている。
「ロシアの女」として知られるMagdalena Menassesがバラコアにやってきたのは1920年代のこと。キューバの小説のモデルにもなったミステリアスな女性の住んでいた家が今ホテルに改装され、建物の中には彼女の写真や持ち物なども展示されているらしい。
まあ、そもそもその小説も知らないので特に興味はないんだけど。
その向かいには「リオ・ミエル・ホスタル」というホテルもあった。
丘の上に建つ「ホテル・エル・カスティーリョ」はこんな感じ。
インデペンデンス公園の突き当りにあるアスンシオン聖堂。
英語ガイドブックによると1870年創建。
ただ外壁も内装も改修工事と塗替えでぴかぴかで、「昨年作った教会」と言われても違和感ないくらいにぴかぴか。他の建物もそうだけど、外壁びしっと塗り替えてきれいにすることが是とされるカルチャーなんだろうなあ。
毎日夜ミサが行われており、ちょっと覗いたら結構な数の人が参列していた。
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